Diary 2008. 8
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8月31日 (日)   鈴虫と メダカ

 今年初めて”ツクツクボウシ” の声を聞き、秋の気配に気づきました。
今年の夏は本当に ”猛暑” で、自分の年は ”八十歳だ” という事を、しっかりし自覚させられた夏でした。 七月中旬から、五十歳そこそこの行動派の女社長と、自分の”集大成”に取り組んでいた矢先、突然夜半に目がくらんでトイレまで行けない。 気は確かなのに、酒を五合も飲んだように伝い歩きも出来ない。 家族の助けを考えましたが、慎重に性根をすえて、這うようにして用をすませました。 翌日、本当に久々に病院へ連れて行かれ、『過労から脳への血流が悪くなった』のが原因との事。点滴されて帰りましたが、以来眠っているのか起きているのか、夢うつつで何日かが過ぎ、元気にになったのに今度は眠れない。 後継者たちがいるのに、仕事の事など気にかかるのか眠れない。 そここへ甥が鈴虫を持って来てくれました。 その日から毎日、ナスやキウリにカボチャ等、新鮮な餌に変えてやりながら、夜は鈴虫の声に包まれて、何時の間に眠ったのか分らないほど。 テレビでも、掛けっぱなしの 『日本の叙情歌集』 でも眠れなかったのに、何にも勝る見舞いでした。 そこへ一昨日、 ”メダカ” を頂きました。 取りあえず水槽で増やし、自然の環境に慣れさせたうえで、来年の夏の終わり頃、少しだけメダカの先発隊を下の長い堀に放してみる予定です。
私が子供の頃は、田んぼも、小川もメダカのいない水場はなかったのです。 泳げなかった私は、先輩に『生きたメダカを丸呑みすれば泳げるようになる』と、半強制的に何回も田んぼの中のメダカを、両手ですくって丸呑みしたものです。 今の五十歳半ばの人達までは、同じ事をしていたそうです。 大事に増やして、下の長い堀を、メダカが列を作って泳ぐまでに、する予定です。

写真左は 水槽のメダカ、砂を入れてので、まだ濁りがあります。 次は鈴虫 真ん中の”竹炭”に止まって ”リーン、リーン” と、薄い羽を震わせながら真っ最中です。
 

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