Diary 2007. 5
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5月19日 (土)   眠れない夜

 今日は、日本最初の孤児教育に一生をかけた、
宮崎県出身の『石井十次』の『石井十次の会都城支部 発足記念』の フォーラムでした。 私も『石井十次の会』の会員で、パネラーで出席しましたが、私の子供時代は戦前の社会で、子供は、地域全員で育ててもらい、大自然のなかで、いろいろな事を学び、生きるという事の、辛さ、厳しさ、忍耐、辛抱、努力等のほかに、今思い出しても、ワクワク心が躍るような楽しかった思い出も、数え切れないほどあります。
お昼時学校では、『箸取らば 天地御世の 御恵み 父と母との ご恩味わえ』と、お弁当を前に、両手を合わせて合唱し、『頂きます!』と、元気良く食べたものです。 粟や芋のまじったご飯に、梅干かお漬物だけのお弁当でしたが、感謝する気持ちは、ほのぼのと人の心を、暖かくしてくれるものです。 私達は、戦中戦後、本当に辛い!と、思ったものですが、今思うと、本当に幸せでした。 親を殺してしまう子供、自殺してしまう子供達、可愛想でなりません。 『どうしたら良いのだろう。今、何をすべきなのか、、、』溜息ばかりで、眠れない夜でしたが、子供達も梅と一緒で、子供を中心に、過保護も放任も駄目!。しっかりと見守りながら、『生きる』と云う事への『免疫力』を、しっかりつけて行くのを、子供の目線で、愛をもって、見守る事も、一つの方法だと思いました。 
悶々とした夜が明けると、先ず庭の真っ赤なケラマツツジが目に入り、庭の向こうにラッパスイセンの赤が目に入りました。 左は、待ちに待ったラッパスイセンの赤のほうで、本当にラッパのような花の形です。 真ん中は、大きくなっただけづつ収穫を始めた『鶯宿梅』。右は、私とヒヨドリだけが知っているプラム『綾錦』、6月になつたら、とっても美味しく熟れます。

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5月14日 (月)   おにぎりの美味しさを 再確認

 先日、当地方BTVケーブルテレビのアイドル的な『オムスビコロリン君』が、青梅の季節とばかり、定番のランニングシャツに、菅笠姿で訪問された時、自家米のご飯に梅干でおにぎりを作り、のりで巻いて一緒に食べましたが、その美味しかった事!。 おにぎりの美味しさを、再確認しました。 大きなおにぎりに、一個の梅干があれば、人の体の仕組みで、おにぎりの澱粉を1個の梅干のミネラルが、即、エネルギーに換え、無駄なく燃焼するとの事です。 日本の主食は、理想の食事 だと思いました。
 梅の収穫・加工の今は、時間が足りません。 1年分の収穫と加工を、わずか20日前後で済ませないと、適切な時期を失くします。 今のように忙しい時は、炊き立てのご飯に梅干をのせ、人参の葉っぱをみじん切りにして、ゴマやのりと一緒に載せて、熱くて濃いお茶を注ぎ、お茶漬けで食べますが、心まで満腹して幸せです。日本の主食は、本当にすばらしいです。
写真左のクリクリした梅は、『雲水』と名付けた、何処かの地方の在来種。3年先の平成21年の秋、梅干となって、初めて世に出ます。 真ん中はアマリリスの在来種で、『ラッパスイセン』と呼び、やっと入手した2種類のうちの1種です。 右は白糸草、20年程前までは、里山の杉や雑木林の下陰、狭間田の斜面など、あちこちで見かけましたが、今は全く見かけません。 庭の下陰に生き残っていました。 

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5月10日 (木)   今年の収穫を 始めました

 今年の収穫は、昨年と大体同じペースで収穫を始めましたが、今年はビックリグミは枯れてしまい、ホタルブクロの花はまだ咲かず、卯の花は咲き始めました。 嬉しい事には、今年は人参に根切り虫の被害がありません。 オッカナビックリ、毎朝、ソーッと見に行くのですが、大丈夫です。 1週間もすれば、お客様の商品のパッキングに使えると思うと、お客様のお顔がちらついて、ワクワクします。
左は収穫を迎えた鶯宿梅。 次は、昔から当地方に伝わる、在来品種のシャクヤクで、数年かけてやっと手に入り、今年3年目で待ちに待った花が咲きました。 昔、幼い頃からの思い出がなつかしい花で、漢方薬です。 右は 咲き始めた庭の卯の花。

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5月8日 (火)   昨日は シソ植えでした

 梅の収穫に入ったら、加工に集中しますから、その他の作業は殆ど出来ません。 それで、収穫に入る前にシソの準備をします。 シソは、虫が発生しやすいため、自家栽培のシソしか使用出来ませんから、収穫に入る前に、シソの苗畑から、本畑に定植を済ませないと間に合いません。
昨日はシソ植えでした。 私はシソの苗取りでしたが、今日は足の裏側が、太腿からふくらはぎまで、突っ張って、痛くて大変です。 シソの苗取りは、慣れた者でないと、どれを取ってよいのか解りにくいのです。 6人で植える苗を、私が一人で、午前中3時間、午後2時間半、中腰で取ったため、腰の痛さもさることながら、今日の足の裏側のツッパリと、痛さは事の他です。 しかし、生産予定の半分(15a)は終わりました。 先ず 一安心です。


5月1日 (火)   梅 の次はプラム 

 5月! いよいよ梅の収穫加工です。 今年は例年より10日程早く、収穫と加工に入るようです。 鶯宿梅の実も、ツヤツヤと輝きはじめて充実してきました。 毎日梅園では、腰の高さを越す下草刈りです。 梅園の中に、プラム(綾錦)を植えていますが、若緑の葉陰からのぞいている、みどりに輝く若いプラムを見つけ、思わずワッ!と、大喜びしました。 梅の加工も終わりに近づき、疲れ果てて工場から梅園を抜けて、自宅に帰る途中、こっそりと私が一人占めして食べます。 私はもう80歳が目の前なのに、自由時間もないほど忙しく、何より先が短いのですから、食べるものは、最優先だと考えています。 繁った葉陰に熟れるので、気付くのは私と小鳥だけ、何時も早いが勝ちですから、私は夕方帰るときに、明朝、熟れると解っているのは、もいで置くのです。少しでも遅れると、朝はどうしても小鳥のほうが早く、負けてしまいます。
柿は今、蕾が見え始めました。 小鳥を呼ぶ手段と、自給自足をかねて、自宅周辺は実の成る木と、殆どの果樹を植えました。 柿3種、栗、みかん3種、ゆず、スダチ、びわ、イチジク、プラム、ブルーベリー、グミ、葡萄、梨、すもも等など。 私の一番の楽しみで、一番の財産です。 写真は、収穫を待つだけの鶯宿梅と、葉陰にこっそりと、、、プラム。 右は柿のつぼみです。

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