Diary 2005. 12
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12月26日 (月)   毎年切られていた 山茶花の手入れ

後継者のいない農家の畑を、長期契約(10年契約の更新つき)で、大変な荒地を借りました。 農薬が使用されていないので、荒地の事は良いのですが、周辺の農薬の被害は防がねばなりません。 考えた末、一石二鳥と畑の周囲に山茶花の苗木を植えました。 山茶花も椿と同じで油が絞れます。 ところが、毎年夏の草刈で、山茶花の苗木も草と一緒に、草刈機で《ジャン!》 と切られるのです。 山茶花の周辺は鎌で刈るようにしても又、鎌でも切られ本当に困っていたところ、先日、農業改良普及所から『クサデンジャー』という、生分解性防草シートを紹介されました。 原料はトウモロコシ等の植物が原料で、最終的には、水と炭酸ガスに分解するとの事、安心して早速山茶花に敷いてやりましたが、価格は高いです。 
しかし、山茶花も命あるもの、来春からは、安心してぐんぐん大きくなることでしょう。 そして、この畑が有機の土になり元気な野菜が作れる頃、この山茶花は、外からの農薬の被害など、防いでくれる事でしょう。 
  

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12月23日 (金)   今は亡き 摂護寺御老院様のお諭し

昨日からの寒さで、年末の大掃除をかねた片づけの最中、17年ほど前の『紅梅園のしおり』が出てきました。当時の花の梅園をバックに、『恕』とあります。これは、都城摂護寺の先の御老院様が、私達、紅梅園のために、お書きくださったものです。其の『紅梅園のしおり』 の後ろに、『書』の説明がかいてあります。

《『書』について》  昔四大聖人のお一人である中国の孔子様に、或るお弟子様が 「人間一生を通して生くべき道を、一言で言うならば何で御座いましょう」 とお聞きしたところ 「それは『恕』であろう」 とお答えになったと論語にあり 『恕』 とは 『思いやる心。お互いを思いやる心。』 とあります。
去る三月の花見の折、今年百歳になられました摂護寺の、御老院様がお詠み下さいました 《幾百の 梅の香りや 紅梅園》 という句を、しおりの写真に添えたいと、お願いに上がりましたところ、 『紅梅園の産品には 《恕》 がふさわしかろう』 とこの書を戴きました。 とても勿体ないお言葉で恐縮に存じますが、これからも、御老院様や皆様方のご期待に添えるよう、努力していくことを心新たに、身のしまる思いでございました。 御老院様の 《寿》 を添えて、お召し上がりくださいませ。 敬具 》

年末に、このしおりが目に留まった事に感銘。 あれからもう20年近くたちました。 ある日お尋ねした時、落成間近の御書院をご案内戴きましたが、其の日、書院の床に落ちていた木切れに 『人は常に 三心を持つべし』 と表に書かれ、裏に 『三心とは 喜心 老心 大心 是なり』 と書いて下さいました。 百一歳の御老院様の直筆になる、最後の頂き物で、何時も御遺影の前に置き、心に銘じております。 喜寿を迎えて忙しい毎日ですが、良い暮になりました。 

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12月22日 (木)   びっくり 夢の大雪

朝6時、テレビから全高速道路、交通止めのニュース。カーテンの間から外を見ると、まだ暗闇に近い庭に大変な雪でした。早速カーテンを開けて朝風呂へ。明け初めた裏庭はまるで雪国、『アー!神様からのプレゼントだ』と思いました。テレビの『小さな旅』の番組で、ひなびた雪国の温泉郷を見るたびに『行きたいなー』と、切望するだけで、何時も諦めているので、今朝は、我が家の2坪半の風呂から、2メートル四方のガラス窓越しに、雪国の温泉を満喫しました。やがて、先日見つけたゆずの梢や椿の梢に、朝日の光が射して、下は綿のような雪、梢は宝石のように輝く雪、本当に夢のような朝風呂で、仕事の事も時間も忘れて、天国か極楽か自分だけの世界でした。
従業員に、10時出勤の連絡をして、梅園の雪景色を写して回りましたが、たっぷりの雪を被った下から、真っ赤な柿が朝日に輝き、梅園は、始まって以来の雪に包まれて、とても静かでした。鶏も、雪にびっくりしているのか、何時もの朝の騒々しさは、気付きませんでした。

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12月21日 (水)   寒い日は 土つくり

今日は、みぞれ日和、剪定は脚立がすべるので、梅園の土つくり作業に、切り替えました。
造園業者が夏と秋に、河川敷の雑草を刈り取ったもので、今年は2年分の野草を、50a(5反)の梅畑に敷きます。ススキの長いのがあったりして、人力では出来ないため、機械とダンプに依頼して、あらかじめ梅の間に運んで置いたのを、ホークで広げながら敷いていきます。これも大変な労働なので、すぐ汗ばみ、寒い日の作業にはもってこいなのです。
こうして、野草の敷き草をしておくと、敷き草の下では、先ず太ったミミズがいっぱい増え、ゾウリムシやケラも走り回ります。昔、ケラは作物の根を食い切るので、害虫でしたが、現在紅梅園以外では、見かけなくなりました。農薬で絶滅したのでしょうか。
梅園は、敷き草をたっぷりと2〜3年置きに敷いていきますが、やがてフカフカと、酸素や保水力のある土壌が深くなり、梅の根は環境の良い土の中で、自分に必要な養分を、選択して吸収出来るようになります。必要な養分を選択する力が出来ると、無農薬でも、しっかりと自己防御力を発揮して、梅は自分で自分の身を守ります。梅も生きており、植物であっても魂があり、立派な知恵を持っていることが解ります。梅には『我欲』がありませんから、私達百姓は、裏切られることはありません。しかし、異常気象には、梅も私達百姓も本当に振り回され、裏切られます。

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12月20日 (火)   ずる賢い カラス

一心に剪定作業をしていた時『やられた!』と、孫の俊一郎が脚立を飛び降りた。見ると、カラスが低空飛行で、杉の木立の方に飛んでいる。
『キンツバ!』と、私も走った。油断すると、何時もカラスが、袋ごとお茶菓子をさらって行くのです。 キンツバは、大丈夫でしたが、お客様から戴いたおせんべいが、つつかれて、袋ごと引きずって行ったらしく、カラスが飛んだ方に、落ちていました。1個づつ小袋に入っておりましたので、拾い集めましたが、袋は持っていったらしく、落ちていませんでした。
お茶の時、『社長、よか年して、キンツバ! ち走って、いくらキンツバが好きでも、転んだらどげんする』と笑われた。『こんな時は転ばんの。必死だから』と、やり返して、大笑いでした。何時もカラスは、どこから見ているのか、『本当に賢い』、と言うべきでしょうが、なぜか『ずる賢い』が、似合っているように思えます。何だか可愛想にも思ひますが、真っ黒いからでしょうか。  (昨日、カラスにさらわれたおせんべいの袋が、落ちていました。)



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12月19日 (月)   梅の枝に、足長蜂の巣がありました。

今朝も大変な寒さ。工場北側の日陰は、まだ雪が残っており、事務所で書類など整理をしていましたが、剪定作業が遅れるので、『よし!』と自分自身に気合をいれ、剪定に行きました。畑に出て、目の前にまだ剪定してない梅達を見ると、もう寒さは吹っ飛んでしまいます。2本目の剪定にかかった時、目の前の枝に、足長蜂の巣がありました。良く見ると、少し壊れかけていましたが、小鳥の巣と同様、しっかりとくっついているのです。小鳥の巣は上を向いておりましたが、蜂の巣は、下向きでぶら下がっています。今年は蜂の巣の多い年でした。
私は、毎日梅園の中をよぎって、自宅から工場に通いますが、今年最初蜂に出会ったのは、梅の下をくぐりながら枝が邪魔になり、枝を上げようと蜂の巣も一緒につかんだらしく、指の付け根を、グシッ!と刺されました。まだ巣は小さく、3匹の蜂が巣の上で羽を震わせ、前後左右を警戒しながら、一生懸命怒っていました。パートのおばさんが、『早く殺虫剤を持ってきて!』と叫ぶので、『殺しなさんな。私んとこの蜂よ。』と言いましたら、『私達も刺されるから』と。『貴方達は、ここを通りなさんな、あっちを、通んなさいよ』で解決して、蜂はそのまま子育てを続けました。『ごめんなさい。ここに巣があるの、知らなかったもんね』。私はその後も、毎日その枝の下を行ったり来たりしましたが、その後一度も刺されませんでした。そして、気が付いた時、もう蜂の巣は空で、巣だけがくっついていました。それも何時の間にか、蜂の怖い人でもむしり取ったらしく、無くなっていました。

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12月18日 (日)   千両でも万両でも、百両でもない 痩せたカカラの実

先日、万両か千両かと思った赤い実は、百両では(ヤブコージ)?と考えて、もう一度よくよく見たら、やせ細った『カカラ』の実でした。学名は調べておりませんが、4〜5月頃、丸い若葉を摘んで、柏餅を作る葉っぱの実でした。
日当たりの良い所だと、今頃真っ赤なきれいな実をつけ、クリスマスのリーフを作る時の、何よりのお飾りです。可愛想に、かずらですから、木を伝って陽のあたる場所にいたのでしょうが、台風で叩かれて、雑草の中に落ち、日陰でようやく生き延びたのでしょう。
昔、終戦後何もなかったお正月に、砂糖もなくお菓子もまだない頃、お正月のおせち料理に、食べられないのを承知でせめて彩りだけでもと、たくましい元気なこの赤い実を、沢山飾ったのを思い出しました。食べられないのに、みんな『きれいだ。山で見るのとは別格だ』と、大喜びしてくれたのです。
本当に何もない時代でしたが、何でもみんな一緒に、助け合い励ましあって喜び合う、今思うと、本当にみんな元気で、一生懸命夢を追って、良い時代でした。

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12月16日 (金)   黄色いスダチと 真っ赤な柿

梅園の端に植えてある大好きな柿を、毎年小鳥に突かれて、今年も熟れて柔らかくなったら、私より先にやられてしまいました。私は、渋柿が真っ赤に熟れて柔らかくなったのが、大好きなのです。何時も負けて突かれるので腹が立ち、全部収穫して貯蔵することにしました。毎年のことなので、小鳥にも少し残しておこうと、柿木のてっぺんに残しておいたのに、今年は全部残っていました。今から食べるつもりか、まだ硬いのかもしれません。
柿のある畑の剪定が終わったので、奥の畑に移動したら、今度は青かったスダチが、真黄色になっていました。スダチがこんなに黄金色になるとは思ってもおりませんでしたので、びっくりして、帰宅してから窓の下の、山茶花の間に植えたスダチを思い出し、みて見たらこれも黄金色。考えてみると、今年は台風で忙しく、最初の頃、初物を少し収穫しただけでした。 食べてみたら、酸っぱいですが、美味しいのです。皮は、ゆずのような刺激もなく、ほんとに美味しいでした。収穫して、冷蔵庫で貯蔵するか、ママレードにしてみたいと思います。しかし、そんな時間が取れるかどうか。もう少し、自分の時間がほしいです。

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12月15日 (木)   この赤い実は 千両?万両?

雪日和でしたが、今日も梅の手入れ(剪定)です。寒いので畑の陽だまりを見つけ、そこでお茶を飲みながら、ふと後ろを振り向くと、草むらの中に真っ赤な、小さな実が輝いていました。早速パチリ、パチリと、写真を写していると、『又写真ですか』と言われ、『少し異常かな?』と考えましたが、この小さな赤い実も、昔はどこにでも見られた実でしたが、もう殆ど除草剤にやられて、珍しい植物になっているのです。
子供の頃は、『パンコパンコ実』と言って、ままごと遊びに使っておりましたが、たしか、千両とか、万両と言った名前だったように思います。しらべてみます。

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12月14日 (水)   梅の枝に 小鳥の巣がありました

剪定していた梅の枝に、小鳥の古巣がありました。あの秋の凄い台風に、まわりの梅の枝や、防風林のどんぐり等は枝が折れたり、吹きちぎられたりしているのに、完全に残っていて、びっくりしました。この春、雛を育てた小鳥の古巣です。小鳥は、たいてい3個ほど卵を産みます。初夏、緑の葉陰の巣で、雛たちが体いっぱいに大口をあけて、餌をねだっている姿が思い出されて、しばしの間、ほっこりと楽しく、幸せになりました。

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