Diary 2009. 11
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11月5日 (木)   若い 営農希望者と昼食会

 今日は中溝ご夫妻の案内で、宮崎の”天空カフェ” のご一行十二名、若い営農希望者の方々の来訪でした。 梅園内に席を設けて焼肉昼食。 今年初物の秋カボチャに秋ジャガイモの素揚げや、ホウレン草のおひたしなど添えて、久しぶりに若い農業希望者の面々に、嬉しくなりました。
『私にもこんな若い日があったのかなー』 と思いながら、人生の短さ、時間の貴重さを痛感しながら、日本の伝統農業の大切さを話し、若い人達に是非伝承していってほしく、一生懸命話したつもりが、なんだか、自分の歩いてきた人生談義をしたような気がして、多少自己嫌悪を感じています。
『若い事って本当に有難い、可能性が 満々 とある』 と解る時は、もう人生の先が見え出した時だと、本当に痛感しました。 しかし、百歳に比べたら まだいくらか可能性が残っている、、、明日も頑張りましょう、悔いのない人生のために。


11月2日 (月)   精神力

 梅を無農薬で生産するという事は、しっかりと梅の立場に立って考え、梅全体に良く太陽が当たるように、風通しが良いように、梅の実が着いてから、、春の ”青嵐” に、枝がこすれあって実を傷つけたり、落としたりしないように、又、弱った樹は、枝を少なくして体力に不可がかからないように、徒長枝の多い元気すぎる樹は、徒長枝だけを切り落としながら、一心不乱に剪定していきます。
何れにしても私は師匠、予定通り進めていくには、肩の痛さも、腕のしびれも、膝の痛さも ”痛い! 痛い!” と、痛いときは 『痛い!』 と、しっかりと言いながら、仕事は油断なく、予定通り進めて行きます。 
仕事は予定通り済ませて行くよう、後継者たちに仕込んでいくには、本当に精神力が必要です。 夕方事務所に着いて、記録等パソコンに打ち込んでいく時は、目はショボショボするし、肩はジンジン痺れるし、精も根も尽き果て、ただただ お風呂だけが楽しみで恋しくてたまりません。 残念ながら精神力と体力とは 反比例なのです。
写真左は 剪定前の育成園、右は選定を済ませた後の 同じ梅園です。 梅園がすっきりなるので、どんなに疲れても気分は最高なのです。

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