Diary 2009. 6
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6月30日 (火)   草ぼうぼうの 梅園

 収穫の終わった梅園は、西も東も、右も左も草ぼうぼうです。 草は日に日に、油断なく伸びていきます。
先ず、46年生の鶯宿梅の畑から 草刈を始めました。 草刈の終わった梅園は、すっきりと、とてもきれいですが、叉、1ヶ月もしないうちに、草ぼうぼうになります。 刈り取った草は、そのままにしておきますが、何時の間にか梅園の肥料として、分解していくのです。
左の写真は、育成3年目の 梅園。 真ん中は、10年生の 育成園でもう実をつけています。 右は、8年生の育成園で ボチボチ 実が取れるようになりましたが、まだまだ草ぼうぼうになります。 枝葉がすくなくて、太陽が一杯差し込むので、草が元気に伸びるのです。 そして、梅園の土壌が豊かになって行きます。

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6月29日 (月)   ひばりの雛

 昨夜、土曜日の夜は大雨でした。 ひばりの巣に雨よけの方法はないものかと、一晩中気にかかり、日曜日の朝 雨の止んだ間に行って見ると、写真 左のように、巣の真ん中の細かい敷物が外に引き出されて、雛は一羽も見当たりません。 猫に取られたのでしょうか。 まだ巣立つはずもありませんが、雛が巣立った後の巣の様子は、真ん中の写真のように、巣はきれいに、そのまま残っているのです。 真ん中の写真は、私が引き出された巣を、元に返して写したものです。
一日中気が重くて、やるせない気持ちをどうしょうもありませんでした。
右は、きれいに草刈が終った 鶯宿梅の梅園です。

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6月27日 (土)   大雨の中の ひばりの雛 

 昨夜は大雨、目が覚めるたびに ひばりの雛が心配て早速行ってみたら、巣の中で動きません  「左の写真」。 昨日の夕方来た時は、私の気配を 「親かな?」 と思ったのか、一瞬パァーッ! と、大口を空けたのに、、。 しかし、かすかに 呼吸の気配がわかりました。
昼過ぎ、又行ってみました。 今度は右の写真ですが、しっかりと 赤ちゃんから 幼児になった感じで、しっかりと口も閉じて、「お留守番」 をしている感じです。 親鳥が気になって慌てて写したので、ブレた写真ですみません。
真ん中の写真は、ひばりの巣です。 写真の真ん中の左よりの手前に、小さな丸い、直径5〜6cm位の、ちょっと深い穴が見えませんか。後ろにはシソが植わり、枯れ葉同然のラッキョの畝の真ん中です。 今、この周辺は牛の飼料畑になり、ひばりが巣を作っても、きっと、雛が育つ前に機械で刈り取られ、卵は駄目になったため、「遅ればせに」 仕方無しに、ラッキョの中に作ったのでしょう。 しかし、賢いひばりです。 雨になっても巣が水浸しにならないよう、畝の高い 水はけの良い場所に、巣を作っていたのです。
ひばりの雛が、水びたしの巣の中で、窒息と寒さで死ぬ と、雨の激しい音に心配した私、、? 馬鹿でした。
 

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6月26日 (金)   ラッキョ の畑に ひばりの巣

 日曜日の朝、ラッキョの収穫が終わらなかったので、残りを確かめに行った俊一郎が、ラッキョの畝の真ん中に、小さなひばりの巣を見つけました。 中には小さな卵が3個、22日朝の写真です。
急遽 ラッキョの収穫は中止して、ひばりの雛が巣立つまで 待つことにしました。 真ん中は、25日の朝 雛の誕生です。ムクムクと毛だけで生きているのか心配で、じっと! 見てみたら プクプクと かすかに呼吸しているので、親鳥に見つからないよう急いで帰りました。
右は翌日26日の朝、口のバカデカイ雛。

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6月14日 (日)   塩のテスト 3日目

 テスト3日目、13日の早朝。 現在使っている塩も、陶芸の先生が御紹介下さった塩も 梅酢が上がり、瀬戸内海の塩だけが、「今 少し」 といったところ。 梅酢の上がり加減は解りましたので、重石を当たり前に載せました。
右の梅の樹は、天候の異変で せっかく着いていた梅の実も、若葉も落ちて、枯れたと思っていましたが、今日 写真のように、生き返りつつあります。 ”頑張れ!”。

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6月13日 (土)   塩の テスト

 梅干にとって漬け込む塩は、とても大事です。 せっかく農薬無しで、46年もかけて土作りから丁寧に生産した梅ですから、漬け込む塩も昔の天日で干しあげた、海水塩(自然塩)でないと納得出来ません。 今使っている塩は、平成5年まだ塩が専売品の時、加工塩にどうしても納得できず 「昔のように海水を天日で干した塩はないか」と 探しまくっていた私を、理学博士の中嶋常允先生が、『塩は 先ず健康を支えるミネラルの根源』 だと得かれ、先生とご一緒に塩探検に行って見つけた、納得の塩です。 
以来十数年間、無添加で 塩分11%の梅干が実現出来ていますが、”何時 何があるか” 解りませんので、大切な塩は、”より良い物を”と、いつも探しております。 今年はご縁あって 二箇所の ”海水塩” を御紹介いただき テスト致しました。
10日の夕方、同じ梅を 同じ塩分15%で、テストを解りやすくするため、重石は通常の半分にして (重石が軽いと梅酢が上がりにくい) 漬け込みました。 左の写真は 11日の7時半。 右の写真は 翌日12日の8時です。
左が 現在使っている塩です。 真ん中が 瀬戸内海で出来た 天日塩。 右が 陶芸の大家にご紹介頂いた 塩です。 現在使っている塩は 梅酢が上がりました。

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6月12日 (金)   梅の収穫 加工の仕上げ

 今月も中旬に入り、いよいよ最後の追い込みになりました。
エキスの仕上げに、梅干し漬けにシソ畑の草取り手入れと、疲れた心身に根性を注ぎ込んで、踏ん張っています。
でも、梅園に入ると、つい疲れも軽くなります。 映像をご覧下さい。 梅の樹の生きようとする根性というか、執念と云うか、自然体なのか、本当に頭が下がるような気がします。
左の写真は左側からみた姿、茂みになって地上三十センチくらいのところにも、実をつけており、正面からみた根、右からみた根、元の裂けた根は朽ち落ち始めており、その下には、すでに逞しい根や幹が伸張し始めています。

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6月11日 (木)   伝染病? の蜜蜂

 先月24日、蜜蜂の幼虫が巣から落ちていて、専門に聞いたところ、「伝染病だから、焼きなさい」と言われ、とても可愛想で焼き殺せないので、他人の迷惑にならないよう、伝染病が広がらないよう、隔離しょうと考えた蜜蜂は、「巣虫」 の被害でした。  隔離しても、本当に伝染病だつたら助からないだろうと考え、もう一度、巣の中をしっかり確かめたところ、箱の下のほうに 黒い塊 が見つかり、こそぎ落として拡大してみたら、写真のように、中に何かの白い ”幼虫” みたいな物が見えるので、写真を拡大して、蜜蜂専門の人に送ったところ、 「巣虫」 と解りました。
命拾いした蜜蜂たちは、黄色く熟れ始めた梅の実の下で、元気に忙しそうに働いています。

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6月9日 (火)   梅雨入り

ようやく梅雨入りの宣言で、梅雨らしい雨になりそうなので、全員で梅拾いでした。 まだ収穫が終わりきってないので、梅雨入りは痛し、かゆしです。 
疲れきって梅園から帰り、お客様へ発送の添え書きをしていたら、名古屋の竹中さんのご注文ハガキの隙間に 『徳重さんの無事が みんなの幸せ』 と、ありました。 ?! と一瞬考えましたが、 『徳重さんの元気が、、』 ではなく、 『徳重さんの 無事?、、』 に、竹中さんの暖かさが嬉しくなって、 『アッハッハ、、』と、大笑いしました。 『もう、八十才だものねー、もう二十年前後のお得意様だものねー』 と、本当に嬉しいでした。 これでは百二十歳まで生きようと、本気? で考えました。
左の梅の樹は樹齢46年、真ん中の梅の実は、この樹の梅ですが、きれいに熟れて食べたくなります。 右の根っこも46歳です。 

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6月5日 (金)   落ち梅の 本番

 梅肉エキスは最終仕上げに入り、梅干用の梅が熟れて、落ちだしました。
梅肉エキスを焦がさぬよう、品質が落ちないよう、ピリピリするような神経を使いながら、叉、反対に ”穏やかに おだやかに” と、自分自身にも、エキス加工担当の後継者にも言い聞かせながら、最後の仕上げをしながら梅園を見ると、青いネツトに、黄色い梅が落ちています。 ”おっとり刀?” で、カメラを取って 写してきました。
左の根っこが落ち梅の 母体で、右が落ちた梅達です。 しっかり きれいに 熟れています。

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